職場の義理チョコ問題・その後

職場の何人かと話をしたけれども、まぁわたしの言いたい論点は伝わらず…

「こんな面倒な慣習やめたらいいよね」という点では、半分ぐらいの人の賛同は得られるけれど、「ジェンダーの観点からみて、義理チョコの強制はよくないよね」という意見は全く理解されない悲しさ。結局今年も、強制義理チョコは執り行われるようです。義理チョコ問題について何人かと話す中で、女性の先輩方と少し微妙な雰囲気になってしまったりして…。でも、女性の中でこうやって対立しあうってのも本来はおかしくて、男性の方が、要らないよっていえば済む話だと思うんだよな。大方の女性陣は、「あげないと何か言われるんじゃないか」「気が利かないと思われるんじゃないか」という空気を感じ取って義理チョコをあげるわけなので。

 

男女という制度に、わたしたちはあらゆる面で縛られていて、急にその制度にたてつこうとしても無理なことはわかってるんだけど。

男女という制度について、どう話せばわかってもらえるのだろうか。話す練習を全然してこなかったのだなとこれまでの自分を後悔している。

そもそものことを言えば、なぜわたしが勝手に「女」カテゴリーに勝手に分けられるのか。それが不愉快だ。わたしは自分が「女」だと表明していないのに、勝手にカテゴライズされて、勝手にそのカテゴリーに付随する役割を強制されて。こんなの嫌だ。この怒りを、ちょっとずつでも言語化していくのがわたしの課題。