郵便局には悪いけど、年賀状は来ないほうが心の平穏を保てる

一番年賀状を書いていた時がたぶん小中学生の頃。好きな人に住所を聞いて、年賀状のメッセージに何を書くかに延々頭を悩ませていたあの頃…わたしかわいかったなー。

大学生になって下宿生活が始まると、新しい住所をあまり周りに知らせなかったこともあってますます年賀状が来なくなったし自分も書かなくなった。

そして、今年1月1日に来たわたし宛の年賀状は、嵐のファンクラブからの年賀状、ただ1枚だったwww

 

両親宛に届く年賀状には、家族写真が載っていたり子どもや孫が生まれたという報告、子どもが有名大学に進学したという報告、子どもが結婚したという報告なんかが書き添えられている。

それを見て両親は、うらやましそうな様子を見せる。わたしや妹に対して、恋愛や結婚、出産を促すような言葉をかけてくる。

年賀状がもし日本の家族規範を強化するだけのものなら、年賀状なんて来ないほうがいい。年賀状にはマジョリティの考えるスタンダードな家族像が投影されている。それに沿えない自分は少数派であること、社会から祝福されないことをひしひしと感じさせられる。

まあ、年賀状でされていたような近況報告の場はFacebookみたいなSNSに移りつつあるので、年賀状が来なくなったところで特に状況はよくならないんだけどな。