お嬢様聖水という商品が普通に売られている日本という国が気持ち悪い

www.ojyosama.jp

 わたしが毎日乗り換えで使う駅に、この広告がでかでかと貼られているので非常に不愉快。期間限定だとは思うんだけれど、なかなか撤去されない。気持ちが悪い。

女性がターゲットのエナジードリンクという宣伝だけど、例えば使われている絵とか、そのネーミングとか、メタメッセージは全く別の物のように思う。

聖水が女性のおしっこを意味することぐらい、この世の中生きていればなんとなく知る機会があるものだ、と思う。セクシュアルな意味で、そういうものに興奮を覚える人がいるだろうことは想像できるし、性的な趣味は他人に危害を与えない限り自由だとわたしは思っているので特に否定しない。

だけど、公共の場にでかでかと書かれるのは全く別の話。パッケージに描かれた女性の絵は裸体だし、なんか若い感じの美少女だし。聞くところによるとドリンクの色は黄金色なんだとか。女性に対する勝手極まりないファンタジーを、「女性向けドリンク」というパッケージで隠して(隠れていないけど)女性たち若い女の子たちも目に入る場所でたくさん宣伝して消費する。その図々しさが本当に気持ちが悪い。これにOKを出してしまう企業が気持ち悪いし、それを店頭に置いてしまうコンビニが気持ち悪い。

女性がターゲットという宣伝に反して男性に大ウケであることに関し、メーカーは「意図せぬ方向の反響」とか言ってるらしいんだけど、本当かい、これ?

なんて、毎日通勤の行き帰りでもやもやと考えています。

早く撤去してほしいな。

 

北原さんのこんな記事もありました。

dot.asahi.com