Buzzing noise.

散らかった頭の中をさらに書き散らかしています

フェミニスト経済学会 2014.7.26

湯浅さんの話。
政治と運動の接合はどのようにして可能か。
・「聞く耳を持ってもらう」人を増やすことの必要性
・0点か、10点かの選択。
・生活困窮者自立支援法成立と、生活保護の切り下げは同時期。

大森順子さんの話。
・ネグレクトという言葉がそもそも母性主義的観点を含んだ言葉
・母子支援をしている人のほとんどが、母性主義的な考え方をベースにして活動をしている。(本当は、お母さんがそばにいてあげられたほうがいいけど、難しいからわたしたちが支援してあげないと、という考え)
フェミニストは子育てについて語らない。十分に考えてこなかったのでは。子育ての社会化を行おうという実験的取り組みが失敗したあと、それに続く運動や取り組みがない。対男性という関係では、一対多という関係性を考えてきたと思うが、対子供という観点では、ちゃんと考えてきていないことが問題。フェミニストの共同育児の取り組みにおいて、「そうはいってもやっぱり自分の子供が特別」という感情をどう捉えるかの検討が為されていない。
・子供がいない人、子育てと直接関係のないところにいる人を、子育てにどう取り込んでいくかが今後の課題。


コメンテーターの申さんの話。
・本題とはずれたところの話なんだけれど、日本におけるフェミニズムに対するバックラッシュの影響は絶大、という話がおもしろかった。お茶女でジェンダー研究をしている学生34人に、フェミニズムジェンダーの関係性について意見を聞いたそう。そうすると、ほとんどの学生が、ジェンダーという語には中立なニュアンスがあるのでいいが、フェミニズムは偏っていて違和感がある、ジェンダーフェミニズムって関係あるんですかという人までいたと。34人中、自分がフェミニストだと公言した人は4人のみ、全員海外からの留学生だったそうで。
ヒドイナー!という感想しか持ちえないwジェンダー勉強しててフェミニズムに理解がないって勉強してないと同義じゃないのか!?

湯浅さんは、わたしがこれまで話を聞いた人の中では、ひびのさんと同じぐらい話が明瞭で分かりやすい人なので、聞くのがおもしろかった。
大森さんの話は、新しい発見がたくさんあり、とても勉強になった。